4.旅・エッセイ

2008.05.04

環境問題とオリエンテーリング

 2日の朝日新聞社会面に富士の青木ヶ原樹海が荒れている、という記事が載っていた。記事の内容は樹海の中に道しるべのひも(写真で見るにスズランテープ)がたくさん張り巡らされており、人が通った所は樹木の根がむき出しとなり、コケがなくなっている、生態系保護の観点から樹海立入をなんとかせないかん、というもの。

 そもそもの問題は、青木ヶ原樹海はヒノキの原生林が残る特別保護区に指定されていて立入などが制限されているので、そういうエリアに勝手に立ち入る人がいるということ。多分ちゃんとしたOマップはないと思うのでのでオリエンテーリング目的で立ち入った人はいないだろうけど、いろんなアウトドア活動に興じる姿が目撃されているという。

 私が危惧するのはこれから環境問題がますます重要視される中で、森に立ち入って遊ぶのはいかんなんて方向へ進んでしまったりしないだろうかということだ。正確にいうと森にだって地権者がいてその権利が最優先されるので、今だってどんな森でも許可を得なくてはいけないし、ダメと言われればそれに従うしかないのだけど、多くの場合は地主の方の寛大なお許しを得て私たちもオリエンテーリングを楽しんでいる。でもひとたびそういう方向へ進んでしまうと、うちの森にも入らないでということになったり、ましてそういう法律や条例ができちゃったりすると、もうこのスポーツというより多くのアウトドアスポーツは楽しめなくなってしまう。現実的に考えればそういうことはありえないことだけど、管理社会というか今の日本のちょっとおかしなところで、要らぬ心配だと思えない恐さがある。

 ちゃんとしたデータは手元にないけど、森の中を多くの人が走る(歩く)こと自体で生じる自然破壊なんてのは実際は微々たるものだ。道路を作ったり宅地開発することのほうがよっぽど環境破壊になっちゃいるけど、そういう開発も必要があるからやっているのだろうから文句は言えない。実際私たちもそのおかげで森へ出かけるのが便利になっていたりもする。
 でも今の環境問題っていうのは変なもので、そういうことよりも木が傷つけられたその姿を目の当たりにすると「どうにかしなきゃ」ってことになる。平気でトンネルを掘ったり、山を切り開く計画を立ててる人が、環境問題はなんたるやと語りだすのだからおかしなものだ。そういう人たちは無名の森の美しさを、そこの地形や植生がどれだけの時間をかけて作られてきたのかを知っているのかと聞きたい。なんだか愚痴っぽくなってきた。

 心配するのは、自然の中を自由に走り回れるスポーツですってことだけでは、下手をすれば自然を破壊するスポーツとして認識されてしまうんじゃないかってことだ。それ以外の意義を見出しておくことは必要な準備なのではないかな、と。ナビゲーション技術を身につけるという学習効果はもちろん重要だ。でも森の中まで入らなくてもいいじゃない、と言われたらちょっと弱いかもしれない。例えば森の維持に役立つといったことはどうだろう。管理が行き届かない森の植生や林道の状況を把握できます、不法投棄の早期発見を促せますといったこと。オリエンテーリングがレンジャーの役割を果たします、といった感じ。そのへんはちゃんと研究していかないと納得はしてもらえないかもしれない。そういうことやっている学生はいないのかな(人任せ、でもやってみたいことでもある)。

 とにかく今はできることからしていかなくちゃいけない。ゴミや残留物は残さない(むしろ他のゴミも拾って帰るくらい)、むやみやたらに樹木を傷つけない、そしてあいさつ。

 こういうことを考えると、北欧の自然享受権(Allemansratten:森や湖など自然の中で自由に野外活動をしてよい。地権者もそれを特別な理由なしに制限できない)がいかに素晴らしい文化なのか、ということを改めて認識する。

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2008.04.18

遊び心

 前回の続き。レースのことについて書きたくなったのはミドルのレースが久しぶりに良いレースだったからだと思った。たしかにその感触を覚えていたくてイメージやサイクルを何度か頭で繰り返した。しかしいざ文章にしたら、文字になったのはそのレースの根幹となった技術(コトバ)で、全然レースのことを書いていなかった。散々だったスプリント決勝はそれなりに書いているのに。

 なぜ文章に書きたくなったんだろうかとあらためて考えていて、それは実はスプリント決勝について書いておきたいからだと思った。スプリントは大本命にしていた。絶対通りたかった。気合は入っていたが、義務感が強かった。松澤さんのウェブサイトに「危所に遊ぶ」というコトバがあったけど、あのレースには遊び心が足らなかった。前後の選手の動きが気になりすぎている。気になるんはいいんやけど、それが結果と結び付き過ぎている。彼らを抜けば、並べば何位だ、といった意識ばかりが生まれている。

 でもいいレースをするときってのはそういう意識は生まれない。どんな危機も楽しむ。期せずして10年来のライバルの姿を見かけることになっても、一緒に競えることをもっと楽しめばよかったのに、と背中を追いかけながら考えたことを思い出した。一緒に競うってのは友達の家でゲームするときに「新しく覚えた必殺技をみせてやるー!」みたいなw でも必殺技ってかなり集中しないと出せないでしょ? そんな感じ。

 遊び心を大切に。チャンスは与えられた。世界選手権決勝の舞台は絶対に立ちたい場所だ。だけどその場所は世界で一番遊べる場所だ。5年も続けて出ていると大抵はどんな人らかわかっている。久しぶりに会うライバルたちと遊んでこようと思う。

 応援よろしくおねがいします!

 世界選手権WEB

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2008.03.28

RUN

 この春でオリエンテーリングを始めて10年になります。5月には30歳。節目の春です。これからが本番だってときに感傷的になるのもどうかなと思いつつ、近頃はこの10年間の出来事をふと思い出すことが多くなります。

 節目といえば、今月で現在勤めているNPO法人を退職します。4月からは株式会社に勤務します。種を明かせば、組織改変で所属が変わるだけで勤務内容に変化があるわけではありませんけど、次の10年もしっかりプランニング中。いろんな意味で節目の2008年春。

 ところで思い出を彩る曲ってあるじゃないですか。この10年、巷ではいろんな曲が流行りました。いろんな光景にBGMが流れてきますが、この10年を代表する曲の1つとしてB'zの「RUN」を挙げてみます。この季節になると思い出す曲の1つです。みんな、元気かなぁ?

「人間なんて誰だって とてもふつうで 出会いはどれだって特別だろう」

RUN(作詞 稲葉浩志)

 この10年はとても満足、と思うことにしています。この10年で出会った多くのみなさまに感謝。次の10年も、その次の10年も、これまでの出会いを大切にし、これからの出会いを楽しみにし。

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2008.03.15

1年の重み

 気づけばインカレから早1週間。危うくインカレとともに燃え尽きてしまうところだった。最近の物思いをツレヅレっと。

■仕事でジェロントロジーなんてものの研究をかじっている。シニアライフとエンターテイメントという話の中で、TVゲームを使って遊ぶ 学ぶ機会があった。■DSの脳トレとか漢検ゲームはすっかり定番になったが、顔トレとかWiiスポーツやWiiFitなんかにも学ぶ要素が含まれていて、子ども向けから高齢社会に伴うシニア向けに視点を変えた任天堂のマーケティングのはまり具合に感嘆するばかり。■ふと、高校時代の保健体育の期末試験のことを思い出した。痴呆防止のために若いうちからできることを書きなさい、というまさにジェロントロジーにぴったりな課題であった。■そこで私は「ゲームをすればよい。指を動かすことでボケ防止になるし、~~のように記憶力を高めるゲームをすれば脳が鍛えられる」ということを書いて出した。■しかしながら評価は5段階のDだったのだ。こんちくちょうめっ、と思って悔しがったが、時代がやっと追いついたってことで。論文構成がダメだったんだろっていうダメ出しはなしの方向で。

■結婚をしようかどうか悩んでいる人がいる。彼は言う「貯金もないし、安定した生活ができるか不安だし、まだプロポーズはできない」。■一応断っておくと自分のことではないけれど、けどまあ立場はそんなに変わらない。今の時代、結婚は結婚式や結婚後の生活資金を蓄えてから申し出るのが『普通』らしい。確かに自分の子どもがいっちょまえに生活できるかどうかは親御さんの気持ちになればよく理解できる。■しかしながら共同生活を始める上でいきなり安泰というのは面白みがない。苦しみを共にしてこそより深い夫婦愛も築けるはず。苦しいときの自分をみてもらったほうがゆくゆくは絶大な信頼を与えるはずだ。■といっても借金取りから逃げるような生活をするとかそういうことではないけれど。立派な結婚式とか高価な指輪を我慢するとか、新しい服を買うのをガマンするとか、狭い部屋で家族寄り添って暮らすとか、ちょっとくらいの我慢を強いたっていいじゃない。■それにお金がないから彼女を守れません、なんていう男に娘を嫁にやることはできん。お金がない人とは結婚しませんなんて人とは結婚したくもない。■だから、私は応援します、貧乏結婚!がんばれ!■しかしながら、結婚、そして子育ては、経済力とか関係なく、大変だろうなぁ。。。

■インカレを思い出す光景って人それぞれあると思う。■憧れの先輩が泣き崩れる場面とか、表彰台からみた会場の様子だとか、ゴールして迎えてくれる同期の顔とか、あるいは帰りの車窓の風景とか。■私にもいろんな光景が記憶に残っているのだけど、インカレが終わったなぁ、と実感したのは表彰式後に空を見上げたときだった。■あの日の矢板の空は、淡く薄いブルー、うっすら霞みがかった春の空だった。■だから毎年インカレが終わる度に空を見上げてしまう。今年は、なんだか矢板に似た、だけどあのときよりもちょっとだけ青の濃い空だった。■そんな話を学生にしたら、「私の見た空は白かった」「真っ青だった」「夕焼けだった」という話をしてくれた。■空を見上げた時間、そのときの感情・印象、終わったと実感したタイミング。やっぱりそれぞれのインカレがあるんだね。

■コーチを依頼されてからいろんな不安を抱えながらのスタートだったけど、コーチとしてやりたいこと、言いたいことはほとんど全部やらせてもらった。■でも私は大学やOB会から請われて派遣されたコーチではなくて、学生から彼らの目標のために手助けしてほしいと言われて始めたコーチなのだ。だから彼らを信じて、彼らが納得してインカレを終えることが真のゴールなんだろう。■これまでの伝統とか歴史よりも、みんなの1年間、みんなの4年間を大切にしたい。そんな毎年、毎年の結果が歴史として繋がっているんだなぁと気づかされた。■でもなかなか分かってもらえないとは思うが、30年の歴史は予想以上に重たかった。この私から食欲を奪うくらいの緊張感を与えてくれた。■きっとそれは私が母校を愛しているからこそだとは思うが、重圧を拭う勇気がなかなか出せなくて、でもここで悩んで、1年の重みの大切さに気づいたことは、私自身には必要なプロセスだったんだと思っている。■サポートしてくれた多くの友人と学生に感謝。そして何よりおめでとう。素敵な1年をありがとう。

 さて、すっかり春clover

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2008.02.21

ウェブサイトとか新歓とか

 ウェブサイトをいじるのは好きである。最近のテクニカルなことは不勉強なので、よそ様からコピーしてきたり、古いスタイルをそのまま使ったりしているが、レイアウトとかカテゴリー分けとかして構成を組み立てデザイニングしていくのは面白い。また文章を書くのも嫌いではない。

 ところでこの時代、情報はネット検索から調べる、というのが基本である。アクティブに動く人ほどその傾向は強いはず。ちゃんと調べてないから実際は知らない。「オリエンテーリング」で検索すると、最近はO-NEWSグループがあるので、見た目の雰囲気はきれいで好感触だ。老舗の.comや森走もシンプルながら必要な情報が整理されていてオリエンティアとしては満足。

 でもどこにしても初心者向けの配慮は足りない。たとえばオリエンティアは平気で「テレインは○○」と使う。でも「テレインって何?」というのが普通の人である。ルールの説明とか、どうすれば参加できるかとか、取っ掛かりについて説明してある秀逸なサイトはなかなかない。

 現在、数少ない愛好者供給源である大学クラブのサイトにかかる期待も大きい。ぱっと見て回ったところ、いくつかの大学はきれいで見やすく、初心者用に写真を配置したものもあって関心した。しかし結構な大学が、2000年前後にできた構造を維持したままでなんだか古臭い感じがする。写真があっても何で楽しいんだかよくわからない。私の母校のそれも、私が卒業間際に使ったものが基本に踏襲されたままで、写真すらない。。。 自分が作ったものだけに雰囲気は気に入っているのだが、いい加減変えてほしいと思っている。

 動画まで簡単にアップできるこの時代、もっと見せ方を考えなくちゃ生き残れない。例えば携帯用新歓サイトを作って、配布するチラシにQRコードを載せてアクセスしてもらうとか、今ではどこでもやっている。

 振り返って現在自分が関わっているところについて考える。ときわ走林会ニュースには初心者への説明がまったくない。更新頻度は高い方だが、その内容は完全なる会員向けだ。ときわニュースはどちらかというと、普段大会に参加できない会員や既存愛好者獲得のための情報発信のメデイアなのでこんなのでもいい。でも初心者向けのページをちゃんと見やすく置いてないことはそれだけで機会損失、もったいない。しかし実際に作業する人間の本音としては作るのが面倒だったりもする。ルール説明などは業界で統一したものへリンクできればよいのに。各統括機関に期待するものは、大会の質とかなんとかよりも、そんなとこ、作業の簡略化や統合、にあったりする。

 個人のサイトにも、そんなことでちょっとした説明は載せている。内容には不満だが、このサイトの目的も競技者への情報発信がメインなのでこれで我慢している。でもスポンサー獲得まで目指すならば、もっと力を入れたほうがいいのかもしれない。今はあんまりその気がないのだけど。

 残念ながらスポンサーにしても初心者にしても、きれいでわかりやすいウェブサイトを見ただけでは引き込めない。人を引き込むのはやっぱりスポーツや人間の魅力だからだ。でもまず興味をもってもらわなくきゃいけない。入り口がしっかりしないと人は入ってきてくれない。

 新歓、がんばれよ。ときわニュースも変えてこう。

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2008.01.26

オリンピックとオリエンテーリング

 今年は北京オリンピックが開催されます。ということで世界選手権も7月開催といつもより早めの開催。オリンピック中はトップ選手がオリンピックに出るわけだから国際大会は開かれないわけです。それはオリンピック入りを目指している競技であっても同じなんでしょう。

 さてIOFでは現在マススタートを世界選手権の種目に導入するべきかどうかの議論をしていると聞きました。マススタートとは全員同時スタートのオリエンテーリング、ということです。これまでどおりの時間差スタートであるロング、ミドル、スプリントのほかにマススタートという個人種目での導入が検討されているとか。そんなことしたら足の速い奴が勝つだけだろう、という批判も織り込み済みでの議論なんでしょう。すでにワールドカップの1レースとして開催された実績があります。マススタートレースがどういう展開になるのかは私はまだ知りません。個人的には一回やってみたい、と思っています。たくさん走ってきて結局最後のスパートで勝負が決まってしまう、という展開が予想されなくもないですが、観るゲームとしてはそれはそれで面白いのかもしれないですね。

 いずれにしてもメディア、つまりオリンピック入りを意識しての議論だと思われます。IOFの悲願はオリエンテーリングがオリンピック競技になることで、ショートディスタンスやスプリントが導入されてきたのもその流れだと聞きました。この動きが功を奏するのかどうかはまだわかりませんが、2016年以降の採用を目指して今年の北京でもロビー活動が行われるのでしょうか。

 2016年といえば東京が開催地に立候補しています。日本のオリンピックでオリエンテーリングが採用!ってことになればかなりのインパクトがあります。8年後、そのとき私は38歳。どうだろうか?現在20歳前後の人たちは選手として一番乗っている時期になるはず。まあ東京開催が決まるかどうかも分からないし、オリエンテーリングが採用されるかどうかもまだ分かりませんけれど。僅かな望みに夢を賭ける、ってのもまた素敵な人生。

 ちなみに2016年開催地に立候補しているチェコのプラハは2020年を本命にして招致活動をしているということです。チェコといえば北欧・スイスに次ぐオリエンテーリング大国。2020年から正式競技、こっちのシナリオのほうが可能性が高い気がします。

 さらに不思議な話。チェコでは2000年シドニー五輪の年にJWOC、2004年アテネ五輪の年にユニバー、2008年北京五輪の年にWOCとオリンピックイヤーに国際大会を開催しています。実はもう決まっているシナリオがあるのではないかという気がしないでもない。ちなみにその3大会すべてに出場できそうな選手が2人います。私もチェコ・オリンピックイヤー2回目を目指して頑張る一人です。

 ということでこれらはすべて私の妄想で、何の根拠もない話です。

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2008.01.01

謹賀新年2008

あけましておめでとうございます。

 昨年末は世の中の平均とか人の様子など、いろんなものと今の自分と比べて焦ったり失望したり。でも、焦る理由はどこにもない。

 今年は「弱音を吐かない」、オーソドックスですが信じるために大切な目標です。

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2007.12.29

最近もらった言葉から

「信念と行動力は見習いたい」

 友人からのメッセージ。
 信念は持っていたかもしれない。でもそれに見合ったリスクは背負っていなかった。実際、2005年の世界選手権の直前に職を失い途方に暮れたときでさえ、そして決勝に行けなかったときでさえ、絶望を見ることはなかった。それは所詮その程度の取り組みしかしていなかったからだ。そこそこのトレーニング、そこそこの収入、そこそこの将来設計、どちらに転んでも致命傷にはならない道を選んでいた。
 けど当時は、それが正解だと思っていたから、仕方がない。もう一度決勝を目指そうと思ったとき、負けたときの覚悟も背負わなければ、それに勝るものを得られないことを学んだ。


「もう30歳になるんだから、」

 職場で。
 何歳なんだから、という言われ方は嫌いだが、そんなに遠くない未来に、相応の稼ぎを持つことは確実に目標になる。そのとき今以上にがんばれば成功するための知識と経験を、今の目標への過程から学ぶことはできる。いやできなければ、今の取り組みも虚になる。

 今は、世界選手権の決勝を走りたい、あの場所で戦いたい、そして上を目指したい。
 そのためにできることはすべてやる。

 ありがたいことに目標への理解と、計画遂行に必要な資金と時間があった。しかし環境が少し変わり、逆のことを求められつつある。何かを得て何かを失う選択が必要になる。少なくとも中途半端はいけない。自分が何をしたいのか、何を選べば後悔しないか。答えは決まっている。


「自分ひとりで生きているわけではない。人に生かされているのよ」

 以前、職を失ったときにお世話になった方から。
 昔にも同じようなことを。。。

 これには「自分のやりたいことがあるのなら、人のためにもなりなさい」という意味のほかに、「自分のやりたいことがあるならば、もっと人を頼りにしなさい」という意味も。

 自分を信じることも大切だけど、人を信じることも必要だし、その勇気を持たなければならない。

 得たものを捨てることは簡単。けど、もっと人を信じて、理解を得る努力をしよう。それができることはすべてやる、ということ。


 人の言葉は他人のもの。行動を選ぶのは自分。

 よいお年を。

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2007.12.24

伊豆・箱根2days

 23日は大学時代の同期の結婚式で伊豆の方へ。美しい式場に、友人たちが揃っての楽しい宴席、結婚式の定番を押さえつつ、さりげないかっこよさが彼らしい結婚式でした。また職場のみなさまが和気あいあいで、そりゃ職場結婚しちゃうわな、という気がしました。よい人たちに出会えたんですね!
 結婚式とはとてもめでたいものですが、と同時にちょっと寂しい気がしました。一緒にバカなことをした友人が立派な一人前の大人として飛び立っていく、卒業式の在校生になったような感じがして。きれいな奥様と仲良く温かい家庭を築いてください。

 小田原に泊まって、明けて24日は箱根へ。世の中はクリスマスですが、箱根はそんなにクリスマスな雰囲気はなく、どちらかというと箱根駅伝一色な感じがして好感w
 初めての箱根ラン。駅伝コースを通って、芦ノ湖湖岸をぐるっと走って、旧東海道に乗って箱根峠から外輪山へ上がり、金時山まで、約5時間。でも途中で関所に寄ったり、写真撮ったり、休憩したりしたから実質4時間ちょっと。富士山は雲がかかってしまいましたが、箱根の山々や芦ノ湖、駿河湾の素晴らしい展望が美しかったです。

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2007.11.25

棚倉街道を行く

 この3連休は毎日毎日違うイベント。なかなか充実した3日間でした。中日の2日目は茨城県北(ケンポク)地方へ遊びに行くというレジャー。

20071124_satomi 県北は学生時代のホームテレインで相当通ってました。大会運営・練習会・合宿などなど。しかし近年は地図が古くなってしまい、またそれをリニューアルすることもできず、すっかり足が遠のいていました。ということで後輩2人を誘って久しぶりに県北地方をぶらりドライブの旅。
 6号国道から棚倉街道(国道349号)へ入る定番ルートで北上。ドラマ「トリック」の舞台にもなったプラトーさとみまで行ってきました。ヨロシクネーーー!
 現地は風力発電がグルグル回る強風で超寒かったです。実はここ、初めて泊まりでオリエンテーリングをした思い出の場所(1998年の東北大との対抗戦)なのです。きれいな山々を眺めつつ、昼食を食べて満腹。20071124_kaede
 山を降りて棚倉街道を南下、カカシ祭りや紅葉を堪能しつつ、常陸太田の黄門の湯でリラックス。帰りは太田から笠間へ抜ける「世紀末ルート」で笠間の紅葉も堪能し、ガンコ屋ラーメンで夕食という茨城満喫ゴールデンプラン!?

 なんだか見るもの全てが懐かしく、と同時の時の流れを感じてしまう旅でした。同じ時代を共有した後輩たちが一緒だったのも一因かな。出てくる話が古いネタばっかりだった。県北地方は本当にいいトコロなので、このまま眠らせておくのはもったいなすぎるのです。

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2007.08.05

富士登山

 土曜の筑波杯の後、富士山に登ってきました。実は初めての挑戦。先月に計画していたら台風でダメになったので、今度こそということで。さらにご来光を見るために夜間登山を計画。
20070805_fuji

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2007.06.22

北海道の写真から

 時間が経つにつれて、なんだかあまりがんばって北海道旅行のことを書く気がなくなってしてしまったので写真を見ながら振り返る程度で。。。 北海道は思いのほか暑かったけど、爽やかで素敵なところでした。大会中に注意書きのあったツタウルシのかぶれは北海道にいる間はちっとも影響なかったのに、こっちに戻ってから激しく症状が出てきて、失神しそうなくらい痒いんですけど。夜も眠れない。。。

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2007.06.15

ほっかいどー

いよいよ全日本です。初北海道。久しぶりにに一人旅したくなったので単独行動です。しかし観光したい欲求を抑えて、前日をいかにおとなしく過ごすかが私にとっては重要なポイント。よい結果が報告できますよう。

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2007.06.13

原点

 最近、オールドルーキー桑田のメジャーデビューが話題になりました。彼曰く「二十歳のころからの夢」。当時から既にトップ選手だっただけあって、目標の大きさに圧倒されます。
 ところで最近、役員をやっているOB会で過去の成績などを整理してもらっています。私がオリエンテーリングを始めた20歳の頃の夢は、「世界選手権!」とかではなくて、偉大な先輩たちの名が連なる筑波杯に入賞でもいいから名前を刻みたい、というところから始まっていた気がします。大きな夢とは言えないかもしれませんが、大切な私の原点です。

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2007.05.19

“吐きそうなぐらい”

 こないだおかしな夢を見た。
 大会に行った夢。どんなレースだったかはわからないけど、レースの後。最近会場で見かける人はもちろん、古い友人もたくさんいて、楽しい。でも気付いたらそんな楽しい時間はいつのまにか終わっていて、だれもいない会場。乗せてもらうはずの車もなく、しかし愕然とする間もなく、どこから持ってきたか自転車を漕いで、必死で追いつこうとする。山道をひたすら登っていく。しかし目指していた峠ではなく、別の峠に出てしまい、刹那、強烈な不安を覚える。けれど、下ってすぐに、見覚えのある建物が出てきて、海沿いの快適なロードを進む。母性に包まれたような快楽感。

“リアルなのだ 本気でしょ?”

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2007.04.19

薫る九州2007 雲仙・諫早

20070416_fugen
 長崎遠征の続き。

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2007.04.18

薫る九州2007 大村・長崎

20070414_odake 5月の長崎ちゃんぽんフェスタJOA公認スプリントレースの準備のため長崎へ。2泊3日の小旅行。

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2007.03.14

あけもどろ ~最近の写真から~

 今日はただの写真自慢。自慢するほど綺麗に撮れてないけどね。
 (23:20 追記)

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2007.02.10

あけもどろ ~宜野湾キャンプ~

 また沖縄である。

 連日晴天の22度。暑い。

20070211_ginowan 今回は那覇ではなく宜野湾のホテルに泊まったのでいつもと雰囲気が違ってちょっとリゾートな気分を味わえた。ホテルにベイスターズの一団がキャンプに来ていて、ガタイのいい兄ちゃんたちがいっぱい。工藤は見かけず、結局クルーンと三浦の顔しか分からんかったけど、野球ファンならたまらんかっただろうな。那覇では夜の街に繰り出すスワローズのみなさんとかもいて、地元ニュースもキャンプ情報ばっかでプロ野球一色な感じ。経済効果はこりゃ相当なもんだ。

20070211_nhk_1 さて、私めの職務である国際会議もいよいよ大詰め。あけもどろ大会も地図はほぼ出来上がり、直前の準備に突入しました。参加者も本州・九州から予想を上回る参加者が集まりビックリ。みなさん、本当に好きですね(笑) やはり県内からの参加者がちょっと少なめなので、もっと告知するために地方紙の社説の隣の記事にオリエンテーリングの普及について書くことになりました。直前にはNHKのローカル番組にも出演予定です。もう沖縄では悪いことができません。

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2007.01.18

調査の季節

 なんとかかんとか沖縄での任務を果たし帰京。自分の限界と初めて思ってしまった失望感に苛まれそうだ。。。 こんな感じで、しばらく気持ちが上向かない。そんななかで、心の回復に役立つこともあった。

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2007.01.06

一富士、ニ鷹、三那須Be!

20070106_numahara2 爆弾低気圧で荒れた土曜日、那須に登りに行く。天気予報から、さすがにちょっと厳しいなぁと思ったので、行けるところまで行ったらおとなしく戻ってくると心に決めて黒磯からバスに乗り込む。周辺図はこんな感じ。
 ルートは板室温泉の南の油井から走り始め、車道沿いの登山道を登って沼原の湿原を経由して南月山、茶臼岳、朝日岳を辿って那須湯本に下って温泉に浸かるというプラン。

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2007.01.04

いざ鎌倉

20070104_kamakura 正月休み最後の日、以前失敗した飯能~秩父トレイルを走破する計画だったけど、前日のUターンの長旅の疲れからか思いっきり寝過ごしてしまう。いまから飯能じゃ間に合わないなぁ、と悩んでいたら、鎌倉に行きなさいと啓示を受けた(笑) そんなわけで鎌倉アルプスを走りつつ初詣してきました。

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2006.09.30

あけもどろ ~まだまだ夏の沖縄でした~

20060930_okinawa
 CC7が終わって息つく暇もなくしばらく沖縄でした。白いビーチ、青い海、青い空。気温は30度。まだまだ沖縄は夏!

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2006.08.14

祖谷

 今日は徳島の祖谷地方に行き、大歩危・小歩危(おおぼ け・こぼけ)の渓谷やかずら橋を見てきました。夏休み、満喫しているなぁ。。。 そうそう、かずら橋で大学クラブ時代の先輩M夫妻にお会いしました。さすが四国、狭い!
20060814_iya 20060814_oboke

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2006.08.13

分け入っても 分け入っても 青い山

20060813_top 山頭火がどこの山を例えにして題の句を詠んだかは知らないが、この作品から私は四国の夏山をイメージする。今日、15年ぶりに西日本最高峰の石鎚山(1982m)へマラニックへ行った。

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2006.07.13

雨の季節には

 本を読みながらつらつらと

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2006.07.07

素敵論

 男ならばそんな気がなくても街行く女性に目を盗られる瞬間ってあるじゃない。

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2006.04.10

今を生きているということ

「都合よく羽ばたけたならここにいなかった」

ガーベラ(スピッツ)

 今があるということは、過去があるということ。これまでの出会い、経験、成功も失敗も、甘い思い出も酸っぱい思い出も、すべてが糧になって今がある。

 だからこれまでに感謝しなくては、今を肯定できないと思う。過去を捨て去ったら、今を幸せに感じないと思う。さらに遡れば、両親、祖父母、ご先祖、さらにはヒトになる前からのご先祖の、この世に存在したすべての人、動物、植物、そして彼らが積み重ねてきた経験がなければ今は存在しない。

 自分はその最先端を生きさせてもらっているんだなぁ。すべてに感謝しなくてはいけない。

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2006.03.30

あけもどろ ~プレッシャーに魅入る~

 先週、沖縄に行ったとき大航海レキオスの演出をされている平田大一さんとお会いする機会があった。舞台関係に暗い私は知りませんでしたが、沖縄を活動拠点とする大航海レキオスのタオファクトリーは全国的に注目されている劇団です。

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2006.03.24

あけもどろ ~沖縄キャンプ~

20060324_siser
 今週は全日本選手権に向けた最終調整を沖縄で行い、本日、帰流しました。

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2006.03.20

地上の星は今 何処にあるのだろう

 プロジェクトXを見ていて思ったが、この世の中、「何かをやってやろう」と志していようがいまいが、その何かは突然目の前に現れるのではないだろうか。これをやり遂げれば、、、といった大きな試練やチャレンジは始めからそこにあるもので、今を一生懸命生きていけば、やがて必ずめぐり逢える気がする。

 それは決して刹那的だとか、計画性がないだとかいうのを肯定するのではなく、もちろん何か目標を持って生きることが大切なんだけど、目標、つまり成功すること、言い換えれば現状とのギャップばかりを考えて不安になってしまっても、その目標には届かない気がする。

タイトルは「地上の星」(中島みゆき)より拝借。

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2006.02.10

薫る九州 霧島

20060210_kirisima
これまで九州のマイナーな山ばかり登ってきたが、いよいよ百名山の霧島へ!

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2006.02.09

薫る九州 鹿児島

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【桜島】 いよいよ鹿児島へ突入。

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2006.02.04

薫る九州 平尾台

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 大分からソニックに乗って福岡の行橋へ。オリエンテーリングマップのあるカルスト台地で有名な平尾台へ走りに行こうと思っていたのに、見事に地図を忘れる。

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2006.02.02

薫る九州 別府

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 山は富士、海は瀬戸内、湯は別府。今週は湯の街、別府へGo!小学校の修学旅行以来だ。もはやただの旅行記ブログ。。。



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2006.01.28

薫る九州 熊本~佐賀~長崎

 なんだか傷心しきったので(?)、九州へ旅してきました。

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2005.12.14

あけもどろ ~沖縄初上陸~

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 東京があまりに寒すぎるので沖縄に来てみました。この寒波は沖縄にまで来やがってましたが、それでも半袖のかりゆしを来て仕事している素敵さ。これからは冬のトレーニングは沖縄で、ってことになればいいなぁ。。。

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2005.11.16

福岡出張

 福岡出張でした。海外遠征を除けば、初めての街に行くのってかなり久しぶりで(2001年秋田以来?)、とても新鮮な感じでした。なんだかんだとここ数年、大会遠征に行っても2回目以降の土地ばっかりだもんなぁ。。。

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2005.08.24

TX開業

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 最近、この話題ばっかだけど。。。

 そんなわけで、結局、行きも帰りもつくばエクスプレス(TX)に乗ってしまいました(>_<)

 中身は普通の電車なので、まぁ新幹線に初めて乗ったときほどの感動はないですが、でもなんだか嬉しくなってしまいます。さすがにスピード感はあります。でも流山以南はほとんど地下なので、車窓を楽しむことはできないのが残念。かわりに地下でも携帯が通じるのが売りらしいです。

 乗っている人たちは、まるで新学期のような期待と不安を抱いたそわそわ感に包まれており、みんな待っていたんだなぁとしみじみ思いました。。。

 ちなみに来週から新しい職場で働くことになりました。場所は四ツ谷付近なので、TXで毎日通勤です。

そのうち、この新鮮味がなくなり、乗るのが嫌になる、

なんてことがないようにしないとね(汗

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2005.08.23

つくばエクスプレス開業直前

 明日、いよいよつくばエクスプレスが開業します。
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 つくばと秋葉原を